【第12課】同性婚に賛成?反対?②
ディベートの授業です。
1年前の内容は【第12課】同性婚に賛成?反対?に、今年の内容はここにまとめます。
テーマは同じなので、教案のところには「②」としてまとめておきます。
今年の3年生はやや脱線気味で討論を繰り広げていました。
賛成派は1週間意見を練りあげてきたのか、みんな一致団結していました。
結婚相手が同性愛者なら、お互い幸せと言えるだろうか。
同性愛者は同性愛者であることを隠して結婚するケースが多いので、結婚相手にそのことがバレることは少ない。
しかしその我慢がいずれ不幸せに繋がるのではないか。
だからこそ国による支援、すなわち同性婚の合法化が必要になってくると思う。
それと共に同性愛者、同性愛に対する知識教育が必要である。
反対派は実例を武器にして反論します。
2014年の中国の調査によると、中国人の21%が同性婚を支持。79%は反対。
同性愛者に子供を作ることはできないので、社会全体でどのようにしてお年寄りを養っていくのか。
アメリカの一部の州では合法化されたが、依然として禁止されているのが大多数。
世界的に見ても同性愛者は少数派であり、なぜその少数派のために大多数の利益を害さなければならないのか。
さらに同性愛は性病になりやすいので、命を守るためにも禁止するべき。
かなりストレートに討論していて、私が口を挟む余裕は全くありませんでした。
賛成派からは「同性婚に反対することは人種差別と同じでは?」という意見も。
また、中国では男女比率が完全に50:50ではなく、男の方が多くなってきている点について言及。
余った男たちは結婚できない。そういう男たちのためにも同性婚は認めるべきだ。
これには反対派も笑いを抑えられなかったようです。
このテーマはかなり注意が必要です。
実は今日のクラスにも同性愛者がいましたが、恐れずこのテーマを持ち込みました。
結果としていい討論になったと思います。
以上です。
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