平成12年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(4)解説

(4)「…かもしれない」の意味

 「かもしれない」は可能性があるという意で使いますが、可能性が100%(事実)であっても「かもしれない」を使うことがあり、この場合断定性を和らげる意味になります。

 1 可能性あり
 2 可能性あり
 3 可能性あり
 4 可能性あり
 5 ぼかし、やわらげ(大学教授であることは事実)

 選択肢5の「かもしれない」は自分の意見を遠回しに断定を避けて言うときに使っていています。自分にしか分からない感情、感覚であっても「あっ、これ痛いかも」「ちょっと眠いかも」「子どもっぽい人は嫌いかも」というときの「かも」もこの和らげです。「嫌いかも」ということで「好き」の可能性も暗示することになるので、「嫌い」をぼやかすことになります。

 したがって答えは5です。




平成12年度, 日本語教育能力検定試験 解説