平成17年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(7)解説

(7)比喩の種類

シミリー
直喩
「~みたいな」「~のような」「~の如く」等を使って直接別のものに喩える比喩の一種。 わたあめみたいな雲が浮かんでいる
メタファー
隠喩
物事のある側面から連想した類似性に基づく具体的なイメージを用いて、抽象的な物事を表す比喩の一種。 頭が真っ白になる
メトニミー
換喩
様々な概念の隣接性に基づいて物事を表す比喩の一種。換喩には入れ物で中身を示すものや、結果で原因を表すものなどの様々なパターンがある。 パトカーに捕まった
シネクドキー
提喩
上位概念を下位概念で、また下位概念を上位概念で言い換える比喩の一種。 花見に行く

 1 メトニミー (漱石→漱石が書いたもの)
 2 メトニミー (頭→頭に生えてる髪)
 3 メトニミー (鍋→鍋の中身)
 4 メタファー (あなたと太陽の類似性)
 5 メトニミー (自転車→自転車の車輪)

 したがって答えは4です。




平成17年度, 日本語教育能力検定試験