【質問】「明日までなんです」の接続はどう説明する?

質問

質問者さん
(日本)

名詞+なんです
ナ形語幹+なんです
イ形普通形+んです
動詞普通形+んです

この接続は分かりましたが、「でも、これ、明日までなんです」の文は分からなくて困っています。

「まで」の品詞は助詞かと思うので、「助詞+なんです」ということでしょうか? 文法書やネット上にも見つけられなくて、学習者にどう説明したらよいか困っています。

管理人

A:あなたに疑いがかけられています。
B:私にですか?

Bの文は格助詞「に」で終わって「です」につながっています。「です」の前は述語になり得る名詞、ナ形容詞、イ形容詞、動詞が来るはずなんです。でもその肝心の述語がありません。この文はもともと「私に疑いがかけられていますか?」という文だったと思われますが、ガ格成分や述語がまるまる省略されて「ですか」に置き換わっています。「です」は省略した部分の代わりになります。実は「明日までなんです」もこれと同じ構造で、「明日まで」の後に述語が省略されていたはず…。

A:いつまで食べられますか?
B:明日まで食べられるんです。

述語「食べられる」が省略されて「明日までなんです」という言い方になっています。そうして省略されているものを補完してみると正しく接続が説明できます。「食べられる」は動詞だから「動詞普通形+んです」ですね!

詳細

 「明日までなんです」の「まで」は終点を表しているのは明白です。
 格助詞は述語との意味関係を表す助詞なんですが、この文には「です」があるだけで述語が見当たりません。格助詞はあるのに述語はない… ということは述語は省略されているんだろうと考えます。

 「明日まで食べられるんです」の述語「食べられる」の部分が省略されて「明日までなんです」となった。そう考えると良さそう。このとき「食べられる」の部分は「動詞普通形+んです」で説明できますね。

 参考:【N4文法】~のです/んです




2022年8月18日みんなの質問アーカイブ, 日本語全般の質問