令和3年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題15解説

令和3年度, 日本語教育能力検定試験 解説

問1 

 中学校頃の薄い知識ですけど、ザビエルと言ったらイエズス会ですよね。
 答えは2です。

 

問2 グアン・メソッド

 グアン・メソッドっていうのは教授法の一つ。別の名前はグアン式教授法、サイコロジカル・メソッド、シリーズ・メソッドとか色々あってめんどくさいやつです。
 グアン・メソッドを覚えるときは、台湾と山口喜一郎を一緒に覚える。これ鉄則です。山口喜一郎は植民地時代の台湾でこのグアン・メソッドを用いて日本語を教えていました。

 したがって答えは1です。

 

問3 朝鮮半島

 選択肢1
 この活動内容は長沼直兄のものです。ハロルド・パーマーが提唱したオーラル・メソッドを日本語教育に用い「問答法(ナガヌマ・メソッド)」という教授法を開発しました。「標準日本語讀本」を作ったのも彼です。

 選択肢2
 言語過程説を提唱したのは選択肢1の時枝誠記。

 選択肢3
 速成式教授法を開発したのは選択肢2の大出正篤。

 選択肢4
 これが正解です。朝鮮で日本語教育を行っていた最初の教師です。

 したがって答えは4です。

 

問4 国際学友会

 これは全然分からないんです。

 1 不明!
 2 当時の大日本帝国政府がやったこと
 3 南方派遣日本語教育要員の派遣は当時の文部省がやったこと
 4 これが答え

 当時、東南アジアの国々の人々の中には日本に留学しようとする人もいて、その熱意に応えるために1935年、近衛文麿公爵が会長を務める国際学友会が設立されました。この団体は主に東南アジアからの留学生のお世話をしていていました。留学生の中にはかの有名な魯迅もいます。

 したがって答えは4です。

 

問5 日本語教育事業

 選択肢1
 1954年(昭和29年)、国費外国人留学生招致制度が創設され、研究留学生、学部留学生の計23名が来日しました。その時の予備教育を東京外国語大学と大阪外国語大学で行っています。正しいです。

 選択肢2
 1960年にはインドネシア賠償留学生制度が発足し、その留学生は国際学友会が受け入れました。
 合ってます。

 選択肢3
 青年海外協力隊はJICA(国際協力機構)です。国際交流基金ではありません。
 実施団体の名前が違います。

 選択肢4
 日本はコロンボ計画に1954年参加しました。その後技術研修生の受け入れ、国費留学生の招致をしています。加えてインドネシア技術協力のため、1961年にインドネシアの日本文化学院へ日本語教育専門家を派遣しました。
 合っています。

 したがって答えは3です。

 





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