【練習問題】(93)意味拡張

2021年5月14日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

お風呂が沸いた」と同じタイプの意味拡張の例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 あの日動き出した歯車
 2 飼い犬が虹の橋を渡った
 3 人生とはギャンブルだ。
 4 友人宅でを食べた。

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解説

シミリー
直喩
「~みたいな」「~のような」「~の如く」等を使って直接別のものに喩える比喩の一種。 わたあめみたいな雲が浮かんでいる
メタファー
隠喩
物事のある側面から連想した類似性に基づく具体的なイメージを用いて、抽象的な物事を表す比喩の一種。 頭が真っ白になる
メトニミー
換喩
様々な概念の隣接性に基づいて物事を表す比喩の一種。換喩には入れ物で中身を示すものや、結果で原因を表すものなどの様々なパターンがある。 パトカーに捕まった
シネクドキー
提喩
上位概念を下位概念で、また下位概念を上位概念で言い換える比喩の一種。 花見に行く

 「お風呂が沸いた」は、正しくは「お風呂のお湯が沸いた」です。これは入れ物で中身を表すメトニミー。

 1 人生の一部と歯車の類似性 → メタファー
 2 死との類似性 → メタファー
 3 予想できないこととの類似性 → メタファー
 4 「鍋」で鍋の中身を指すメトニミー

 したがって答えは4です。

 





2021年5月14日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題