【練習問題】(29)母音の無声化

2021年7月16日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
 
【母音の無声化】
 1 教育
 2 能力
 3 検定
 4 攻略
 5 合格

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解説

 本来発音されるはずの母音が発音されなくなる変音現象を母音の無声化と言います。
 母音の無声化は2つの条件で起きます。

 ①母音/i/,/u/が無声子音/k/,/s/,/t/,/h/,/p/に挟まれたとき
 ②無声子音/k/,/s/,/t/,/h/,/p/+母音/i/,/u/が語末に来たとき

 母音と子音を目ではっきり確認するため、とりあえずローマ字に直してみると良いです。
 (拗音の/y/は紛らわしいので省略して書きます)

 1 教育 → k o i k [u]
 2 能力 → n o r o k [u]
 3 検定 → k e n t e i
 4 攻略 → k o r a k [u]
 5 合格 → g o u k a k [u]

 太字部分が上記条件の該当部分で、無声化して発音される傾向があります。
 試しに発音してみると、「きょういく」は「く」をはっきり発音せず、子音「k」だけ残っているはずです。
 したがって答えは3です。

 参考:母音の無声化で「です」「ます」の発音をキレイに!





2021年7月16日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題