【練習問題】(25)自由形態素と拘束形態素

自由形態素と拘束形態素の組み合わせからなる語として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 人々
 2 甘さ
 3 キラキラ
 4 降り出す

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解説

 自由形態素と拘束形態素の組み合わせからなる語を「派生語」と言います。
 派生語は拘束形態素である接頭辞や接尾辞が自由形態素についたものです。

 選択肢1
 {hito}は「人」という語彙的な意味を持っていますから自由形態素です。
 その自由形態素を反復したのが「人々」で、これは派生語ではなく畳語です。

 選択肢2
 {ama}という語彙的な意味を持つ自由形態素に、拘束形態素の接尾辞{sa}をつけてできた語が「甘さ」。
 これが派生語です。

 選択肢3
 {kira}という語彙的な意味を持つ自由形態素の反復からなっているのが「キラキラ」です。
 これは選択肢1と同様に畳語です。(畳語はオノマトペも含みます)

 選択肢4
 「降り出す」は複合動詞。「出す」は接辞ではないので派生語ではありません。
 また、複合動詞は複合語の下位分類であり、複合語は複数の自由形態素からなる語です。

 したがって答えは2です。




2022年7月1日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題