ベトナムの技能実習生に対する日本語教育してます!①

2021年4月8日日本語教師のお仕事

 ベトナムの技能実習生に授業をしています!
 これまで中国の学生しか知らなかったのですごく新鮮な気持ちです。

 中国の学生には漢字を使えば通じるところ、ベトナムの学生にはそれが通用しません。だから教えるときに大きくやり方が変わるのを自分でも感じています。特にジェスチャーや絵を多用するようになりました。

 ベトナムの日本語学習者についていくつか気づいたことがあります。
 まず①「つ」が「ちゅ」になってうまく言えない。これは語頭語中語尾いずれも言えません。ベトナム語を知らないのでどのように転移しているかは分かりませんが、とても気になっています。

 それから、②男性陣はよく下ネタを言う上に、女性陣もそれに笑って入り込んできます。日本や中国よりも話題にするハードルは低そう。ある学生が「バナナ」と言ったときに爆笑していました。まさかと思ったんですが、確認したらそれは男性器を隠喩したものでした。ベトナムでもこのような隠喩があるんですね。

 ③「カッコいい」ではなく「ハンサム」を多用していました。現地での日本語教育、教科書が原因だと思います。

 日本に何を持ってきたか聞いたら、「にんにく」と答える人がいました。よくよく聞いてみると、④ベトナムではにんにくを持っているとお化けを避けられると考えられているみたいです。キャリーバックにもカバンにもにんにくが入っていました。

 ちなみに中国人には「お化け」よりも「幽霊」のほうが漢語なので導入しやすいし覚えやすいです。だから「お化け」という語を知ってるほうが珍しい。でもN5取ったばかりのベトナムの学生が「お化け」と口にしたので驚きました。漢字圏と非漢字圏でこういう違いもあるんだって、なかなか面白い経験でした!

 そして⑤ベトナムの代表的な食べ物である「フォー」は実際ベトナム語で聞くと「ファー」でした。「ア」と「オ」の中間くらい? 日本語よりも母音が多い感じがする。

 あとはベトナムではzaloというSNSを使うみたい。それからfacebookも若者の利用率が高いとか。

 最後にベトナムのお金を見せてもらい、学生から10000ドンの紙幣をもらいました。
 ベトナムの紙幣は防水加工がしてあるらしく、実際ペットボトルの水をかけたんですがしっかり弾いてました。だから紙というよりもビニールに近い? そのおかげもあって紙のように裂こうとしても裂けません。
 下の500ドン紙幣はもう古いもので、今は使えないもので珍しいと言ってました。そんなものまでプレゼントしてくれました。

 紙幣には全てこのおじいさんの顔が書かれています。おじいさんというと失礼なんですけど私は知らないのでそう聞きました。すると「ホーチミン様です」と言います。ホーチミンって都市の名前だと思っていたけど、実は人の名前だったんですねー。初めて知りました。

 ベトナムの学生に対する授業はまだまだ続きます。私も日本語教師として新しい知識を吸収できる機会になっていますので、最後まで楽しもうと思います。





2021年4月8日日本語教師のお仕事