【N3文法】あまりに~/あまりにも~/あんまりにも~

説明

接続

 あまりに(も)+イ形容詞
 あまりに(も)+ナ形容詞
 あまりに(も)+動詞
 

意味

 太…
 总是…
 

解説

 形容詞に接続するときはその程度が高すぎることを、動詞に接続するときはその動作の頻度が著しく高いことを表します。
 「あんまり」は口語における強調です。

 話者の対象に対する非難や蔑み等の負の感情を含みます。
 (良い意味として用いられる場合も多々あります。)
 

例文

 (1) あの人あまりに怪しい動きをしてるから警察に電話した。
     (那个人动作太可疑了,所以给警察打了电话。)
 (2) 子供は大人にとってあまりにも当たり前なことに「なんでだろう」と疑問を持つことができる。
     (对于大人来说,非常理所当然的事情,孩子们会抱有“为什么呢?”的疑问。)
 (3) 部屋あまりにも寒くて暖房付けた。
     (房间太冷了,开了暖气。)
 (4) あまりにも突然過ぎて言葉も出ない。
     (太突然了,说不出话来。)
 (5) あまりにもバカバカしい失敗をして凹む。
     (因为过于愚蠢的失败而消沉。)
 (6) 自分が思い描く理想の未来が、あまりにも今の現実とかけ離れすぎている。
     (自己所描绘的理想的未来,与如今的现实相差太远了。)
 (7) 寝る準備があまりにも面倒臭い。
     (睡觉前的准备太麻烦了。)
 (8) 彼女に買ってあげた服があまりにも似合っている。
     (给她买的衣服太适合她了。)

 

備考

「あまり」シリーズ 意味
【N3文法】あまり~ない/あんまり~ない 程度・頻度はそれほど高くない
【N3文法】あまりに~/あまりにも~/あんまりにも~ 程度・頻度が高すぎる
【N3文法】あまりの~に/あまりの~で 理由・原因(必然的な結果)
【N3文法】あまり~と/あまりに~と/あまりにも~と/あんまり~と/あんまりにも~と 原因・理由・条件(必然的な結果)
【N3文法】~あまり/~あまりに/~のあまり/~のあまりに 極端な感情、感覚、状態
【N3文法】~あまり 数がそれより多い
【N3文法】~なんてあんまりだ/~はあんまりだ/~とはあんまりだ/~ってあんまりだ ひどく思っている

 




2021年4月7日N3文法, 日本語の文法