平成24年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(6)解説
(6)擬音語・擬態語
オノマトペの分類は次のようになっています。
擬態語 | 擬態語 | 動きの様態や状態を表すもの。キラキラ、ねばねば、キョロキョロ、ぐにゃぐにゃ、さらさら… |
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疑情語 | 人の感情や心理的側面を表すもの。イライラ、わくわく、るんるん、カンカン、メロメロ… | |
擬音語 | 擬声語 | 人の声や鳴き声を描写したもの。ワンワン、チュンチュン、カーカー、わーわー、ニャーニャー… |
擬音語 | 人の声や鳴き声以外の自然界の音を描写したもの。ドンドン、ビリビリ、びゅーびゅー、コンコン、ゴロゴロ… |
聞こえる音を文字で表現したものは擬音語、聞こえないものを表したのは擬態語です。
擬音語 | 擬態語 | |
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1 | 窓をガラガラと開ける | のどがガラガラする |
2 | 煎餅バリバリ食べる | バリバリ働く |
3 | 麺をずるずるすする | ずるずる引きずる |
4 | - | 納豆ねばねば |
5 | かばんをガサガサ探す | 肌がガサガサ |
この問題面白いです! 選択肢4だけ擬音語の用法がないんですね。
したがって答えは4です。