【N1文法】~に負うところが大きい/に負うところが多い

説明

接続

 名詞+に負うところが大きい
 (名詞+に負うところが多い)
 

意味

 得益于…
 多亏了…
 

解説

 人や物事から何かしらの恩恵を受けることを表します。
 悪い内容にはほぼ使われず、良いことに対して用いることが多いです。
 一般的には「~に負うところが大きい」を使いますが、稀に「~に負うところが多い」もあります。
 

例文

 (1) 今回の結果は彼の尽力に負うところが大きい
     (这次的结果多亏了他的努力。)
 (2) 平均寿命の伸びは、医学の進歩に負うところが大きい
     (平均寿命的延长得益于医学的进步。)
 (3) この作品の面白さは、主役を務めた俳優に負うところが大きい
     (这部作品的有没有趣全靠饰演主角的演员。)
 (4) 家計は夫の収入に負うところが大きい
     (家庭开支很大程度上取决于丈夫的收入。)
 (5) 出世するかどうかは、スキルの有無に負うところが大きい
     (是否成功很大程度上取决于有无技能。)
 (6) A国の産業は外国人労働者に負うところが大きい
     (A国的产业受外国劳动者的影响很大。)
 (7) あの企業がここまで成長できたのは、経営者のリーダーシップに負うところが大きい
     (那个企业能发展到这种地步,很大程度上承担着经营者的领导能力。)
 (8) 彼の交友関係が広いのは、その明るい性格に負うところが大きい
     (他的交友关系之广,很大程度上取决于他开朗的性格。)

 

備考

 似ている文法「~に依るところが大きい/よるところが大きい

 「~に負うところが大きい/に負うところが多い」はプラスの表現にしか使えませんが、「~に依るところが大きい/よるところが大きい」はプラス、マイナスの表現どちらでも使えます。




2021年4月7日N1文法, 日本語の文法