平成26年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(5)解説
(5)は
問題文は「は」が「が」になる誤用です。
選択肢を見てみると…
1 「は」が「が」になる誤用
2 「は」が「が」になる誤用
3 「は」が「が」になる誤用
4 「は」が「が」になる誤用
いずれも同じ誤用のように見えます。しかし、「が」の用法に注意してみてみると分かります。
1 主語の「が」
2 従属節内の主語の「が」
3 従属節内の主語の「が」
4 従属節内の主語の「が」
選択肢2~4はガ格を据えるべき従属節内の主語に「は」を使ってます。問題文も従属節の「が」が「は」になってます。
したがって答えは1です。
ディスカッション
コメント一覧
そうじさん
始めまして、東京在住の59歳の会社員です。5年間上海で勤務したことがあります。一生続けられる仕事として一念発起して1月から日本語教師養成講座(アルファ国際学院)に通っています。秋の検定を受けるために、過去4年間の過去問に当たっています。ネットで過去問の解説を探す中で、そうじさんのこのサイトに出会い、もっとも完成度が高いと感心し、大変感謝しております。ありがたいです!ありがとうございます。今朝も29年度をやっていました。一箇所「維持」が「意地」になっていました。以下のとおりご連絡をいたします。これからも言語の交和的機能により、そうじさんと交誼を深められれば幸いです。お体に気をつけて、ご活躍ください。稲村
29年試験Ⅰ問題13
交話的機能 他者との関係性を構築したり意地したりする機能。挨拶、相槌、会話など。
>稲村さん
コメントありがとうございます!
お役に立てて私も嬉しい限りです。内容の充実度や専門性は日本語教師養成講座には劣りますが、当サイトが分からない時の理解の一助となれればと思っております。
また、ご指摘の件は既に修正致しました。本当にありがとうございました。他にも誤記や不明な点等ありましたらコメント頂ければと思います!