日本語の文法, N0文法

説明

接続

 たかが+名詞+ぐらいで
 たかが+い形容詞普通形+ぐらいで
 たかが+な形容詞語幹+な/である+ぐらいで
 たかが+動詞普通形+ぐらいで
 

意味

 就是点儿…
 不就是…
 为这么点事情,不必…
 

解説

 「たかが」は対象を馬鹿にしたり、軽視したりする気持ちを表します。
 取るに足らないような些細なことを取り上げ、後項ではその為に~する必要ない、~しなくてもいいというような文型を取ります。
 

例文

 (1) たかが数百メートルの距離ぐらいでタクシーになんか乗る必要はないし、歩いて行けばいい。
     (仅仅几百米的距离就没有必要坐出租车,走着去就行。)
 (2) 次の試合もすぐ控えているんだから、たかが1敗したくらいで悲しむのはまだ早い。
     (因为马上就要进行下一场比赛了,只因一败而悲伤还为时过早。)
 (3) たかが風邪ぐらいで欠勤するな。
     (不要因为感冒就缺勤。)
 (4) たかが風邪ぐらいでと思うかもしれないが、症状がひどいので欠勤したい。
     (可能只是感冒,症状严重,所以想缺勤。)
 (5) たかが1度会ったくらいで友達面しないでほしい。
     (只不过见过一次面,别弄得好像认识了好久一样。)
 (6) たかがゲームで負けたぐらいで、そんなにムキになるな。
     (只是输了游戏而已,别那么生气啊。)
 (7) たかが近くのコンビニに行くくらいで化粧をする必要があるのか。
     (只不过是去附近的便利店而已,有必要化妆吗。)
 (8) たかが1回まぐれで成功したくらいで自慢するなよ。
     (不要因为一次偶然的机会成功而骄傲。)

 

備考

 関連文法「【N0文法】たかが~

日本語の文法, N0文法

説明

接続

 たかが+名詞
 

意味

 充其量
 不过是
 不就是
 

解説

 後項に名詞を接続して、対象に対して馬鹿にしたり、軽視したりする気持ちを表します。
 漢字は「高が」を用います。この「高」とは程度を表します。

 同じ単語を2度使って「たかが~、されど~(虽然…但是…)」という言い方もあります。
 例えば「たかが子供、されど子供」は、「子供だからといって馬鹿にしてはいけない」というような意味となり、子供に対する高い評価を表します。

 また、「高が知れている(没有什么了不起的)」という慣用表現もあります。
 その程度が分かっているので、大したことはないという対象を軽視する表現です。

 これと関連した表現に「高をくくる(不放在眼里/认为不值一顾)」もあります。
 こちらは対象の程度について大したことはないと見くびることを表します。
 

例文

 (1) たかが子供に負けるはずがない。
     (不应该输给孩子。)
 (2) たかがカード1枚に何十万円もするなんて馬鹿らしいと思う。
     (觉得一张卡就花了几十万日元,太愚蠢了。)
 (3) たかが風邪だ。仕事に何の影響もない。
     (只是感冒。对工作没有任何影响。)
 (4) たかが10分の発表のために、何時間も準備させられた。
     (为了只发表10分钟,不得不准备好几个小时。)
 (5) たかがゲーム、されどゲーム。
     (虽然仅仅是游戏,但也不能小看。)
 (6) たかが1円、されど1円。
     (虽然仅仅1日元,但也不能小看这1日元。)
 (7) たかがTシャツ1枚にこんなにも金は出せない。
     (只不过是一件T恤我觉得不值那么多钱,所以我不会出那么多钱的。)
 (8) たかが1回経験したくらいで、経験者を名乗るな。
     (不过是经历了一次而已,不要自称有经验的人。)
 (9) 井戸の底から見える景色などたかが知れている
     (仅仅能从井底可以看到的景色。)
 (10) 有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。成功から学ぶものなどたかが知れている
     (有能力的人可以从失败中学习到东西。从成功中可以学到的东西是有限的。)

 

備考

 関連文法「【N0文法】たかが~くらいで/たかが~ぐらいで

日本語の文法, N0文法

説明

接続

 動詞普通形+節がある
 名詞+の+節がある
 い形容詞普通形+節がある
 な形容詞+な+節がある
 

意味

 有…之处
 

解説

 話し手としてははっきりと断定できないものの、言動や様子などから見ると、何か心に留まるような点がちらほら確認できることを表します。
 

例文

 (1) 彼は目的の為には手段を選ばないふしがある
     (他为了达到目的不择手段。)
 (2) 今までは自分自身ではなく、気づかないうちにどこか他人を信じてきたふしがある
     (至今为止不是自己,而是在不经意间不知不觉中开始相信别人。)
 (3) おじいちゃんはいつまで経っても自分を中学生だと思っている節がある
     (爷爷一直以为我是中学生。)
 (4) うちの猫は、自分を人だと思っているふしがある
     (我家的猫有时会认为自己是人。)
 (5) 高校時代の卒業アルバムをどこにしまったか思い当たる節があるので探してみたが、結局見つからなかった。
     (有时候会想到高中时代的毕业相册在哪里了,所以试着找了一下,结果还是没找到。)
 (6) どんな素晴らしい人でも人に迷惑をかけたことがある。これまでの人生を振り返れば必ず思い当たる節があるはずだ。
     (无论多么出色的人,都会给别人添麻烦。回顾以往的人生,肯定会有想到的地方。)
 (7) 彼女はすぐ他人に頼ってしまう節がある
     (她有时会马上去拜托别人。)
 (8) その様子から見るに、参加するのを渋っている節がある
     (从这种情况来看,有些地方不愿意参加。)

 

備考

 似ている文法「【N1文法】~嫌いがある(きらいがある)