アイスブレイク

 以前同時に10名くらいのまだ全く知らない人たちの前で授業をする機会があった時、どうやって皆で盛り上がれるかを考えた結果、これをやったことがあります。
 ルールは簡単。誰でも思いつく「田」や「四」を例に挙げて、「口」に線を2本書き足して別の漢字を作ることを理解してもらいます。曲線でも構わないとし、「巴」のような一画の途中から書き出すものはズルいからダメ!と予め説明しておきます。

 時間は2分にしました。中国人ですから漢字には滅法強く、時間制限を与えると躍起になって捻り出してくれます。その後は黒板に一人1つずつ漢字を書いていきます。この時10個を超えたあたりから分からない人が出てきます。分からない人に教室全体で教えてあげる空気になりますから、このあたりからすごく盛り上がりますね。

 確か全部で40個近くあったと思われます。うち10個程度は日本には無い簡体字でした。日本にない漢字だからダメとすると意欲を削ぐので自由に考えてもらうといいですね。

日本語教師のお仕事

 もっと中国語を上達すべく、毎週近くで開かれている中国語教室に参加してます。日本に居ると中国語を話す機会は全く無いので、週1回の講座は私にとって貴重な時間となっています。新学期が始まる関係で1ヶ月間しか参加できないのにも関わらず歓迎してもらい、同じく中国語を勉強している人たちがこんなにも居たんだと嬉しくなりました。

 

 最大の目的は中国語の勉強だったのですが、参加してみて色々気付かされたことがあります。

 中国語学習者の年齢層は比較的高めで、教室では40代50代の主婦層がほとんどを占めていました。最年長は70代の方もいらっしゃって、平均的には45歳程度と高めです。ところが日本語学習者の年齢層はこれより遥かに低く、主に10代20代が主役。恐らく日本のアニメや漫画の文化が大きく影響していて、それがきっかけで日本語の勉強を始めたという人は少なくありません。一方中国語学習者は趣味で、仕事でといった理由が大半を占めているように思います。この年齢層と目的の違いは教材を作るにあたって良いヒントになるでしょう。

 また、中国語を話したくて講座に参加しているのに話す機会が少ないと不満に繋がる点です。私も話せない時間が長く続くともどかしくなってしまい、学生側の気持ちを身をもって知ることができました…。やはり独白気味の授業では良くありません。全てにおいて学生を巻き込んでいく工夫が必要ですね! 講座の先生はこの一環で「学習者に例文を作らせる」手法を多用してました。これなら教室全体を巻き込めるし、回答によっては話題を広げることもできます。

 来週は中国渡航前最後の講座参加になります、寂しいですね。
 1ヶ月間お世話になりましたから、何かお土産でも持っていこうかなあと思ってます。

日本語教師のお仕事

 学生へのお土産を大体買い揃え終わりました! 早速スーツケースに詰め込んでみたんですが、片面の収納を完全に占領し、総重量も10kg、結構買っちゃいましたね~。大きな出費ではありましたが、学生が喜んでくれるためならと思えば安いものです。喜ぶ姿を見れば私も嬉しくなりますから。

 本来お土産は買う人が「あの人には何がいいかな?」と考えるものですが、私の場合は学生に直接聞いちゃいます。なぜなら、彼らは様々な理由で日本に行く事は簡単ではありません。せめて身の回りに一つだけでも自分の好きな日本の物があれば、きっと日本語学習に対する気持ちも変わるはずだからです! というのはちょっとした建前ですが…… 実際たくさんいる学生一人一人に対して考えていると途方も無い時間が掛かりますから、聞いちゃえば早い!って思っただけなんです。

 というわけで、今回学生が欲しいと言ったお土産TOP3を紹介します!
 ぜひ、お土産を買って行くときの参考にしてみてくださいね~

3位 扇子/水筒

 
 扇子5つ、水筒5つで同率3位でした。
 夏休みの時も扇子は人気で、柄もできるだけ日本らしいものを選ぶようにしてます。中国の扇子と比べて日本の扇子は小振りで扱いやすいです。だから人気なのかもしれません。
 ほとんどの女子学生は水筒を必ず持ち歩いています。保温性に難があるのか、日本製の物が欲しいっていう人が多かったです。夏休みは0だったんですが、寒くなった今回は急に増えました。
 

2位 小説

 
 星新一、村上春樹、東野圭吾などの有名な作家さんの本が欲しいという人が6人もいました!
 中国語に訳されたものはあるようですが、全部日本語は中国で入手困難のようです。日本語専門らしく、日本語のままで読んでみたい!という事だと思います。
 

1位 お守り

 
 恋愛、勉強、健康、開運などと様々な種類があります。どれも人気の日本らしいアイテムです。前回夏休みでも欲しい人がとっても多かったです。何種類も欲しい!って人がいたんですが、「お守りは何個も持つと神様が喧嘩するんだよ」って教えたら「なるほど!」と納得してくれました。どれか1つに絞るのは難しいかもしれませんが、1つだからこそ効果があるんですよね。
 

その他少数派

 
 風鈴は夏休みに超人気だったんですけど、今回冬休みでは1つだけでした。寒いから当たり前ですね。
 日本製のイヤホンも人気です。中国のはよく壊れるらしいです。
 今回初めてだったのがオルゴールと浴衣。なんだかセンスを感じるチョイスです。
 
 
 早くお土産渡したい! 3月、学生達に会うのが楽しみです。