平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(11)解説

平成27年度, 日本語教育能力検定試験

 平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(11)は【「なら」の用法】の問題です。

 1 取り立て助詞の「なら」:多くは話せない。
 2 主題の「なら」
 3 取り立て助詞の「なら」:他の店にはないかも。
 4 取り立て助詞の「なら」:カレー以外は作れない。
 5 取り立て助詞の「なら」:ゆっくりじゃないなら歩けない。

 取り立て助詞には、文面にはない情報を暗示して意味を加える特徴があります。「私も日本人です。」では、まず「私は日本人である」ことを明示しつつ、取り立て助詞「も」によって「自分以外にも日本人がいる」ことを暗示しています。

 1、3、4、5の「なら」は取り立て助詞で、別の情報が暗示されています。
 2は主題の「なら」です。話題に上がっているものを取り上げて、それについての話を更に展開させる用法です。

 したがって答えは2です。