平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(10)解説
平成27年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(10)は【漢語の構造】の問題です。
複合語の構造は大きく2つに分けられます。
「朝日」「村人」「草笛」のように成分同士が対等でなく、一方がもう一方に従属しているものは従属関係です。
「草木」「紅白」「低下」のように成分同士が対等の関係にあるものは並列関係です。
1 従属関係:力が無い
2 従属関係:音が高い
3 従属関係:額が多い
4 従属関係:数が少ない
5 並列関係:「低」と「下」
1~4は従属関係です。前項を動詞、後項を名詞と見なせば、2つの成分の間には修飾構造があります。
5は並列関係です。似た意味のものを並べています。
したがって答えは5です。