【第1回】日本事情クイズ
本日行われた第1回目の日本語コーナー、やってよかったです!
初めてにもかかわらず同僚の先生も応援に駆け付けてくれたし、2年前から連絡が無かった人にも会えました。
まだまだ運営や内容面で課題はありますが、それは今後修正していけばいいだけの話です。
どのくらい人が来るか予想できなかったのでとりあえず大きめの150人くらい入れる教室を予約したのに、今日は残念ながら朝から大雨でした。
ただでさえ人が少ない可能性で心配してたのに大雨となるともう自信がなくなってしまって、日本語コーナー前にどうしようどうしようって心の中では慌てふためいてました。
ところが蓋を開けてみるとざっと70~80人くらい来てくれたんです!
安心を越えて、日本語はまだまだ力があるんだなあと実感させられました。
さて、まずは私の授業です。受け持ったのは30分。
初回はやっぱり全員参加のゲームがいいなと思ってました。ですから日本の文化などに関する簡単なクイズを出題。
回答はAとBの2択で、答えだと思った方に移動してもらいます。
教室の右をA、左をBとしました。
当然ながら不正解の場合はそこで脱落。椅子に座ってもらいます。
最後の1人になったら、その人に用意したプレゼントをあげます!
最初の5問くらいで思うように人数が減らずに心配してたんですが、7問目で大体予定通りの1人となりゲーム終了。
プレゼントの個数が間に合ってよかったです。
これで30分くらいでした。
気合入れてゲームの内容考えたわけでもなく、授業も特に意気込んでやったわけでもなく。
こういういい脱力感を忘れないことが今後継続していくためのコツだと思ってます。
私の授業が終わったら、次は学生による簡単な日本語講座開講。
これは日本語サークルの2年生が担当し、会場に来てくれた日本語に興味がある学生を対象とした授業です。
今回の内容は「私は(名前)です。どうぞよろしくお願いします。」
自分の名前の言い方を覚えた後にこの文型で基本的な挨拶ができるようになることが今回の目標でした。
ところが授業を担当した2年生は初めてということもあり、ぎこちない授業が続く結果となりました。
ちゃんと導入できたかどうかは疑問です。
これは初めての授業なのでしょうがないですね。
授業の終わりにみんなで反省会をして、また来週頑張るということを確認しました。
具体的な反省点としては、「どうぞよろしくお願いします」をいっぺんに復唱させた結果、全部言えない学生が多くなってしまったこと。
長めの文では「どうぞ」「よろしく」「お願いします」など良いところで区切って、それぞれ練習した後に全部言わせるようなやり方のほうがいいです。
そしてもう一つ、「誰かこれを言ってみてください」と参加者に判断を委ねてたところ。
多少強引ではありますが、こうやって運営するよりも直接指名して「言ってみてください」とした方がいいです。
もし言えないようであれば座らせて隣の人にとか。
席順に当てていくのはシンプルに良い方法です。
この方法だと次誰の番か明確に分かるため、学生側も十分準備をすることができます。
ランダムに指名してしまうとびっくりしてしまいますからね。
こういう教師のイロハみたいなのはやってみないと分からない。
彼も良い勉強になったと思います!
今私と日本語サークルがやっていることは過去誰もやったことがないことです。
でも学生たちは挑戦する気持ちが非常に強いので、私としても心強く感じています。
今学期私たちがやったことは来学期の轍になって、いつかこの学校の日本語コーナーのテンプレになります。
テンプレが確立するまで長い時間がかかるとは思いますが、私としても全力でこの活動を支えていくつもりです。
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