【第0課】2年後期会話の授業構成

2018年5月9日2年生後期会話

 2年生後期会話の授業はディスカッション形式としました。
 3年前期にはディベートの授業があるので、それよりも前にこういった形式に慣れておく必要があると感じたからです。

 ディスカッションするためにはお互い対面にならなければいけないので、学生に協力してもらって以下の図のように教室のテーブルを移動させます。

 青いのは私で、赤いのは学生です。
 3グループ作って、分かれて座ってもらいます。
 私は初回のみ司会進行をしますが、2回目以降はいずれかの学生にやってもらうこととします。

 
 

授業の流れ

 1.テーマに関する雑談
 すぐテーマに行かず、ちょっとだけ雰囲気を作るためにテーマにまつわる雑談から入ります。
 例えば「高校の新しい教科を考える」がテーマだとすれば、高校時代を思い出してもらって、どんな教科があったか、どんな先生だったか、好きな教科・嫌いな教科は何かなどで話を広げていく。

 2.テーマ発表
 そしてテーマ発表です。
 ディベートではないので、賛成や反対、0か1みたいな答えになるテーマは選びません。
 答えがなく、答えの幅が広いもの。自由な発想ができるテーマです。

 3.まず一人ひとりがテーマについて自分の意見を考える
 3分~5分くらい時間を与えて、一人ひとりの意見を考えてもらいます。
 どんな意見でもよく、それに対して決して否定したりしないことに注意します。

 4.一人ひとりの意見を簡単に発表(ブレーンストーミング形式)
 順番に意見を聞いていきます。ここでは深く理由など聞かずに流れるように。
 あまり聞きすぎるとあとのグループによる発表と内容がかぶってしまう恐れがあります。

 5.次にグループごとに一つの意見にまとめる
 各自の意見がまとまったところで、次はそこからグループごとに一つの意見にまとめてもらいます。
 このタイミングでグループを作ってもいいですし、これより前でもいいと思います。
 グループは毎回異なる人と組むよう工夫します。

 グループで考える時間は15分~20分くらいです。
 ここではグループ内の活発な意見交換を促し、のちの発表に備えてもらいます。

 6.グループごとに発表
 メンバー各自に役割を持たせるため、発表者1、黒板に書く人1人、質問者1人、回答者1人を決めておきます。

 司会が進行し、まずはAグループから。
 発表者が発表している間、別の人が黒板にその内容を書きます。
 発表の方法は自由ですが、最初と最後だけは統一すると便利です。

 「みなさんこんにちは。私たちのグループの意見は〇〇です。理由は~。…ありがとうございました。(拍手)」

 発表し終わったら必ず拍手を促すことで雰囲気が作れますので欠かさないように。
 発表が終わったら、別のグループの質問者がいくつか質問をします。それに対して回答者が答える。

 この会話の授業において最も重要なのがこの質疑応答の部分です。
 最初は質問と回答が1~2往復くらいですが、授業を重ねるごとに回数を増やしていくよう促します。
 学生からの質問が終わったら、教師側からも一つ質問してもいいと思います。

 これを3グループ行います。

 7.3つの意見から多数決して一つの意見を決め、それをクラスの結論とする
 この時点で黒板には3つの意見が書かれています。
 最後に、挙手による多数決で3つから1つの意見を選びます。
 どの意見に何回手を挙げてもいいようにすれば綺麗に決まります。

 一つに決まったらまた拍手。そして授業は終わりです。

 
 各グループ4~5人が好ましいです。
 人数によっては4グループになると思いますが、その場合は司会が座る位置にもうひとグループ配置し、司会は四隅のどこかに椅子でも置いてやれば問題ありません。

 2年後期の会話はこの形式で行います。

2年生後期会話

Posted by そうじ