【第1課】男と女、どっちが得か

 1年前受け持っていたスピーチと弁論という授業が今学期もあり、昨日1回目の授業がありました。相変わらず3年生は元気で、その元気さに助けられている感じもありますね。昨年のやり方をそのままそっくりやってみいいんですが、せっかくなのでちょっとだけやり方を変えて今学期やってみようと思っています。

 クラスを4つのグループに分けます。それぞれABCDとし、まず最初にAとBが討論し合います。
 座席は上の写真のように机を動かしました。このような配置じゃないと討論の雰囲気が出ません。
 初回のテーマは「男と女、どっちが得か」としました。ちょうど2グループいますので、自分の意見に関わらず「男が得派」と「女が得派」に分けてそれぞれ意見を考えてもらいます。たいだい15分くらいでした。

 そしたらディベート開始。
 ①Aの意見
 ②Bの意見
 ③BからAに質問
 ④AからBに質問
 ⑤Aの回答
 ⑥Bの回答

 意見を述べる人、質問する人、回答する人は必ず違う人が行うことで発話の機会を増やしました。その他の人は発表者を助ける役割も担えますので無駄がなかったと思います。また、質問や回答をしなければならないことからちゃんと対立意見を聞く効果もあります。

 最後に判定です。C、Dグループの人たちは教室後ろ側で討論を聞いているのですが、どちらが「ユーモアがあったか」という基準で挙手による判定をしてもらいます。自分の意見ではなく、あくまで「面白さ」や「特別さ」を重視します。これによって討論しているグループからユーモアある意見を引き出すことが可能になります。
 これが終わったら、次はCとDグループの討論、AとBグループは審判。一つの授業の中で2回のディベートを行います。おおよそこのような流れで行いました。

 今回の討論内容を紹介します。

 【男が得派の意見】
 ・中国では現代においても男尊女卑の考え方があり、男が社会的に見ても有利だ。
 ・現代では男がメイクしたり女装したりでき、彼氏も作ることができる。
 ・理性的で、感情をコントロールできる。

 【女が得派の意見】
 ・子供を産むことができる。
 ・女性は子供を産むと精神的に強くなる。
 ・同年齢なら女性のほうがより大人。
 ・女は男装するとカッコいいけど、男が女装すると気持ち悪い。
 ・女の子同士で手を繋げる。
 ・中国では女性の人数が3000万人ほど少ないために、男性は彼女を作りにくい。
 ・結婚後に車や部屋を買わなければならないなどの制約が多い。

 【女が得派への質問】
 ・女性しか子供を産むことができないというが、今後科学技術の進歩で男も妊娠できるようになるのではないか。
 ・子供ができたら男も責任感が増して精神的に強くなるはずだ。
 ・子供が生まれたら、育児等でめんどくさいことがある。

 【男が得派への意見】
 ・女は常に冷静で、男は怒りやすい。心は小さいと思う。
 ・男が女装するのは一般的に変態だとみられている。

 このような感じでした。さすが3年生ですね!! 結構論理的な討論ができているように思います。ピンクで書かれているのは大きな笑いが生まれた意見です。このディベートの重要なところはユーモアある意見を話すことですから、極端なことを言えば真面目な意見は言わないで、どれだけ変な事を言えるかにかかってます。今後何度も経験していくにつれて慣れてくるでしょう。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。