【第3課】ない形 ~てください/~なくてもいい/~なければなりません

2018年4月10日1年生後期会話

 1年後期会話の授業第三回目です。
 大人になったらなりたい人気の職業ランキングの2018年版が発表されたみたいだったので授業冒頭に紹介しました。
 一人ひとり小学校の時の夢を聞いていって適当な雑談を10分くらい。

 とりあえず雰囲気づくりし終わったら授業です。

 

授業の流れ

 1.単語を読んで、て形に変換練習
 まずは第3課の単語をみんな一緒に読んでいきます。
 配布したプリントは【第0課】1年後期会話の授業構成に載せてあります。
 今回も動詞をたくさん用意しましたので、いったん読み終わった後に動詞を一つずつて形に変換していきました。
 学生一人につき1動詞、順番にです。
 て形の復習はこれで3回目です。いよいよ「またか!」みたいな空気になるんですがそこは堪えて鬼のように。

 今後もうて形を復習する機会はないと思います。

 2.ない形の復習
 ない形は他の先生の授業でとっくの昔に触れてますが、私の授業では初めてです。
 今回はない形を使った文法を勉強しますので、円滑に扱えるようになるためにもここで復習です。

 一段動詞は「る」を「ない」にします。
  食べる → 食べない
  寝る → 寝ない

 五段動詞は語尾をあ行にして「ない」をつけます。
  書く → 書かない
  話す → 話さない

 来るは「来ない」、するは「しない」。
 ※例外として「ある」のない形は「あらない」ではなく「ない」です。

 3.文法「~てください/~ないでください」
 ここはもう身に付けている部分ですからささっと触れてスルー。

 ・大きな声で話さないでください。
 ・来週はテストだから、休まないでください。
 ・寒いから、窓を開けないでください。

 4.文法「~なくてもいいです。」
 第2課では「~てもいいです。」を勉強しています。これの否定形ですね。
 復習がてら、否定形の扱い方を確認するだけでここも深く触れません。

 ・病気は治りましたから、もう薬を飲まなくてもいいです。
 ・一人で大丈夫だから手伝わなくてもいいです。

 5.文法「~なければなりません。」
 今回の授業の核です。使う場面は少なくありません。
 敬体ならたぶん「~なくてはなりません」「~なければいけません」「~ないといけません」の3つで、常体なら「~なければならない」「~なくてはならない」「~なければいけない」「~ないといけない」と、本当に様々な言い方があります。いずれも意味は同じですが、書き言葉と口語の違いがあって、最も砕けた言い方は「~ないといけない」です。
 省略形で「~ないと」があります。また、音便化して「~なきゃ」「~なけりゃ」となります。

 混乱を回避するためにこれら全部を教える必要はないと思います。教科書では「~なければなりません」が中心ですから、これともう一つ、口語の「~ないといけない」を学ぶだけで十分かもしれません。

 まずは口馴らし。「なければなりません」は慣れていなければさらっと言うことができないので、ここでよく練習しておきます。
 単語の動詞を基本形→ない形→~なければなりません。と順番に練習していきましょう。

  基本形 → 否定形 → ない形 → ~なければなりません
  書く → 書かない → 書か → 書かなければなりません
  食べる → 食べない → 食べ → 食べなければなりません
  する → しない → し → しなければなりません
  来る → 来ない → 来 → 来なければなりません

 ついでに「承る」など、拍の多い動詞でやったりすると盛り上がりますよ!

 練習1「熱があります。何をしなければなりませんか?」 一人ひとつずつ聞いていきます。
 ・薬を飲まなければなりません
 ・お湯を飲まなければなりません
 ・休まなければなりません
 ・病院に行かなければなりません
 ・寝なければなりません …

 15人くらいに一つずつ聞きましたが、案外いろんな答えがあって尽きません。
 日本にはないやり方が出たらそこを掘り下げたりしましょう。

 6.個人発表
 今回の発表は「大人は何をしなければなりませんか?」です。
 これも一人ひとつずつ挙げてもらいます。

 ・独立しなければなりません
 ・楽しまなければなりません
 ・働かなければなりません
 ・かっこいい彼氏を探さなければなりません
 ・ダイエットしなければなりません
 ・親を養わなければなりません
 ・選挙しなければなりません (選挙に行かなければなりません)
 ・結婚しなければなりません
 ・自分の考えがなければなりません …

 赤い文字のような答えが言える学生は授業で宝物みたいな存在です。
 こういう学生が1人2人いるとホント助けられます。

 15人くらい一人ずつ当てていくと後半は大体話が尽きます。
 そういう場合は助け船を出して「子供」にすり替えても良いでしょう。

 7.終わり
 みんな発表したら、授業は終わりです。
 ボリュームは10分くらい足りなかったかな。「~なくてもいい」で何か一つアクティビティができれば良いんですけど、ちょっと思いつきません。
 また来年もう一工夫が必要ですね。

 

その他

 以前はこんな内容でやったこともあります。

 【練習】
 この時期はもうすぐ清明節の3連休。家に帰る人に挙手させて、帰る前に何か準備することはありますか?何をしなければなりませんか?と聞きます。
 ・切符を買わなければなりません
 ・荷物を整理しなければなりません
 ・計画しなければなりません …

 しかしこれは反応が悪かったし、何よりこじつけ感がありますね。
 こういうのは間違いなく実践的じゃないし不適切です。

 以上です。

1年生後期会話

Posted by そうじ