【第18課】~させられる(使役受身)

 2年生を対象に使役受身(~させられる)を勉強しました。受身と使役は1年生後期に既に勉強していて、教科書の中でもこれら3つはほぼ同時期に勉強することになっています。しかし複雑な動詞変化も相まってかなり混乱しやすい部分ですから、特に難しいと思われる使役受身のみ2年生の今の時期までずらしました。

 まずは復習がてら、使役と受身の変化を確認。
 いつも通り学生に五段動詞数個、一段動詞数個自由に挙げてもらい、使役と受身へ変化させます。
 この時、使役受身のために「~す」で終わる五段動詞を一つ挙げてもらいましょう。後々のために必須になります。

 変化が比較的簡単なのは一段、カ変、サ変です。一段とカ変は「ない形+させられる」で使役受身形を作ることができます。サ変は「させられる」。
 五段動詞の場合は少々複雑です。重要なポイントは全部で3つ。

 ①五段動詞も一段動詞と同様に「ない形+させられる」で作るが、一般的には短縮形されて「ない形+される」で言われることが多い。

 ②「~す」で終わる動詞(話す、直す、刺す…)は、「ない形+される」の言い方がない。話される/直される/刺されるは全て受身形の言い方。

 ③「~す」で終わる動詞は「ない形+させられる」だけ使うが、この規則に当てはめると「話ささせられる」となり「さ」が一つ余分。この「さ」は1つ消されて「話させられる」になる。要するに接続は「ない形+せられる」。

 その次に、例を挙げて意味を確認します。
 例えば、携帯を買いに行ったときに店員さんが押し売りしてきて、結局嫌々買ってしまったシチュエーション等々。使役と対にして述べると分かりやすいです。
 ・店員に私に携帯を買わせた。(使役)
 ・私は店員に携帯を買わされた。(使役受身)

 ・先生は私に給食を全部食べさせた。(使役)
 ・私は先生に給食を全部食べさせられた。(使役受身)

 全体が理解してくれたところで、一人ひとり例文を挙げて考えてもらいます。テーマは「子供の頃、先生や親に何をさせられた?」としました。
 ・私は母に薬を飲まされた。
 ・私は先生に宿題をさせられた。
 ・私は両親にこの世に来させられた。
 いろいろな例文が挙がりました。

 久しぶりに難しそうな顔をしていましたので、来週以降も復習していきたいです。
 また「させられた」が上手に言えない人もいますから、授業中に言う練習しておくのもいいでしょう。

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