平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(9)解説

 平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(9)は【テ形の音便化】の問題です。

 動て形の時に生じる音便は、イ音便、撥音便、促音便の3種類です。

 イ音便とは、「イ」音に変化する音便のことです。標準語では「キ」「ギ」が「イ」に変わります。 「ギ」の場合には、後続音は濁音化します。

(11) 書く - かて - か
(12) 脱ぐ - ぬて - ぬいで

 撥音便とは、「ン」音に変化する音便のことです。撥音便は語末には立たず、必ず後続音を必要とします。

(13) 飲む - のて - の
(14) 遊ぶ - あそて - あそ
(15) 死ぬ - して - し

 促音便とは、イ段の音が促音に変化する音便のことです。「キ」「チ」「リ」「イ」が促音に変わります。促音に変わる性質上、語末には立たず、後続の音はカ行、サ行、タ行、ハ行のいずれかである必要があります。

(16) 取る - とて - と
(17) 待つ - まて - ま
(18) 会う - あて - あ

 
 1 イ音便
 2 音便化なし
 3 撥音便
 4 促音便
 5 撥音便

 したがって答えは2です。

 





平成30年度, 日本語教育能力検定試験 解説