JLPT N1文法講座

~べからず


 意味は「~してはいけない」
 全ての人に対して禁止を呼びかける時、看板などでよく使われる。
 

~べからざる


 意味は「~できない」「~してはいけない」
 表現は「許すべからざる」「欠くべからざる」の2つしかない。

~まじき


 動辞形に接続すると書かれているものの、多くは「~としてあるまじき」と使われることが一般的。職業や立場に接続し、「~してはいけない、~すべきではない」と批判するニュアンスを含む。

区別

 「~まじき」は職業や立場に接続するのに対し、「~べからず」はそうではない。
 また「~としてあるまじき」のように定型として使われることが多い。

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~(よ)うが/(よ)うと


 意味は「たとえ~でも」
 どんなに、どれだけ、たとえ、いくらと呼応することがある。
 

~(よ)うとも/くとも


 意味は「たとえ~でも」
 どんなに、どれだけ、たとえ、いくらと呼応することがある。

区別

 両方意味は全く同じだが、接続のみが異なる。

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~ずにはおかない/~ないではおかない


 Ⅲグループ「する」のない形は「し」だが、この文法の時は「せ」となる。
 2つの意味を有し、感情の動詞+使役の時は「自然に~してしまう」という意味になる。例えば「感動させず+にはおかない」。
 感情以外の動詞に接続した時は「必ず~する」という意味になる。こちらはマイナスの表現が多い。

~ずにはすまない/~ないではすまない


 Ⅲグループ「する」のない形は「し」だが、この文法の時は「せ」となる。
 意味は「(社会的・道徳的・常識を考慮したうえで)~しなければならない」
 

~ずにはいられない/~ないではいられない(N2)


 Ⅲグループ「する」のない形は「し」だが、この文法の時は「せ」となる。
 意味は「~せざるを得ない」、転じて「~したい」の意味になるときもある。

区別

 接続が同じで文型も非常に似ているので混乱しがちだが、意味は全く違う。