2年生前期会話

 2年生前期、7回目の授業です。
 11月に入り、メモを見ないで発表するという形式に変更しました。
 ほとんど暗記、あるいはその場で発言するというのに近いのでまだ難しいかなと思い、テーマを比較的簡単な「家族」としました。

 日本人の優先順位は
 1位:仕事  2位:家族  3位:趣味
 なのに対し、

 中国の優先順位は
 1位:家族  2位:友人関係  3位:仕事
 です。

 ある時こんな質問をされたことがあります。

 Aさん : 先生は中国にあとどれくらいいるつもりですか?
 私   : あと10年20年いるかも
 Aさん : (驚いて)じゃあお母さんお父さんはどうするの?
 私   : 仕事だからしょうがないね

 素で話してたんですけど、彼女は信じられないという顔。
 その顔を見て中国は仕事より家族を優先するんだなあと気付きました。
 やっぱり文化の違いというのは面白いですね!

 結果、多くの学生は楽しそうに自分の家族の暖かさについて語っていました。
 日本の多くの大学生はこんなことできませんね。絶対と言ってもいいくらいです。

 テーマとしては初級レベルですから、もっと早めにやっても良かったかなと思っています。
 以上、7回目の会話でした。

2年生前期会話

 第3回のテーマは「思い出の先生」。
 印象に残っている先生の思い出話をしてもらうというものです。

  9月 メモ読む
 10月 少しメモ見る
 11月 メモ見ない
 12月 即興

 今学期はこのような目標を掲げてます。
 まもなく10月ということもあり、今回から早速少しメモ見てもいいという段階に移ることにしました。

 印象に残っているのは「棒で叩く先生」が2人いたことです。
 始めに言っておきますが、何が教育で何が体罰か、どの程度まで許されるか等の話はここでは触れません。

 学生によると何かあるたびにお尻や足を棒で叩くようです。
 「犯罪じゃないの?」と聞くとそうではないと答えてました。
 日本ならこのご時世絶対大問題になりますが、中国ではこういうのがまだあるんですね。

 今回第3回目ですが、2年生会話の授業のボリュームにちょっと問題があるように思えてきました。

 前回は「クラスメートを褒めよう」というテーマ。
 前作業としてまず相手の良い所を箇条書きで10個考えさせてから、次にそれぞれの理由を考えさせます。フェーズが2つあったので、体感的にボリュームがありました。

 しかし今回は突然「思い出の先生考えて」というだけだったので、その前作業がない分そう感じたんだと思われます。
 次回からは前作業ができるようなテーマを探すことが必要になりますね。

 以上、次回は国慶節明けの10月12日です。

2年生前期会話

 2年生前期第2課は「クラスメートを褒めよう」というテーマ。

 以前も同じ授業がありましたので、参考にしてみてください。
 http://nihongonosensei.net/?p=3121

 まずは褒める相手を決めましょう。
 好きな2人組になります。奇数の場合は3人組でもいいですし、あるいは教師と学生が組んで帳尻合わせてもいいかもしれません。

 そのペア同士で今度はお互いに見つめ合ってもらいます。これは掴みの一つ。
 よく目を見て、目を離さずというが長い時間できるペアもいれば、ものの数秒で恥ずかしがってできなくなるペアもいます。男女でペアを組めばなおさらですね。

 ここでテーマの発表。
 向かい合った相手の良い所を10個挙げてもらいます。ここで十分に時間を取って考えてもらいます。

 10個箇条書きで書いてもらったところで、次にそれを発表形式に直します。
 このタイミングでもいいですが、1つ、2つ…9つの読み方を一通り確認しておきましょう。
 
 発表のテンプレートはこのようにしました。

 みなさん、こんにちは。
 私は〇〇の良い所を紹介します。聞いてください。
 1つ目は___です。昔これこれこういうことがあったからです。
 2つ目は…
 …
 以上です。ありがとうございました。

 書いた箇条書きの良い所を一つずつ発表していくのですが、ポイントはそれに対する根拠を述べるということです。あの時あんなことがあったので私はこう思うと言えばもっと信憑性が増しますし、発表時間も伸ばせます。

 このテーマは自分の良い所を話してくれるので、比較的聞いている人も耳を傾けてくれるテーマと言えるでしょう。
 テーマの性質上短所は一切言わないことになりますが、実は褒めるのには色んな方法があります。

 例えば
 「毎日ゲームをしているから、とても上手です。」
 「(女の子に対して)毎日たくさんご飯を食べるところがすごいと思います。」

 上手やすごいという言葉で終わっていますから一応褒めてはいますが、ゲームばかりしているのは通常褒められることではなく、また女の子がご飯をたくさん食べるのは恥ずかしさを感じることでもあります。つまり皮肉を使っているんですね。

 何も言わなくてもこのような表現はいくつか見られました。
 皮肉を使えるかどうかは初級を脱する一つの指標でもありますので、発表が終わった後に取り上げてもいいかもしれません。

 今回は以上です。