文法

説明

 「あげく」は「挙句」と漢字を使うことがある。挙句の後の「に」は省略できるため、あってもなくてもどっちでもいい。挙句を強調した言い方で、「挙句の果てに」がある。

 よく「散々」や「結局」などと呼応する。
 ●散々~した挙句、
 ●した挙句、結局

 悔しいという気持ちが含まれ、多くは悪い出来事に対して使う。
 挙句も挙句の果てにも単独で使うことができる。

 【接続】 名詞+の+挙句に
      動た形+挙句に
      動た形+挙句の果てに

 【意味】 長時間~をした後、結局

 

例文

寝坊して電車に乗り遅れたあげく、仕事にまで間に合わなかった。

私の友人は不倫をした。あげく子供を捨てて離婚してしまった。

ずっと待ったあげく、結局彼は来なかった。

体調不良が続いたので病院で何時間も精密検査したのだが、挙句の果てには「原因が分かりません」と言われてしまった。

 

備考

 ×黄色のワンピースと白のワンピースのうちどっちを買うか悩んだ挙句、結局白のにした。

 この例文は悪い出来事ではないので「挙句」を使うことはできない。このような場合は「末に」を使うといい。

 〇黄色のワンピースと白のワンピースのうちどっちを買うか悩んだ、結局白のにした。

文法

説明

 動詞のます形に接続して、~の方法/~の様子という意味になる。
 例えば弾き方は、弾く方法、弾く様子に言い換えることができる。

 【接続】 動詞ます形+方(かた)
 【意味】 ~の方法、~の様子

 

例文

西瓜の食べ方がワイルドな赤ちゃん

人は死に方は選べないが、生き方は選べる

幸運を運んできてくれそうな寝方

 

備考

 「する」は「しかた」となるが、しばしば「仕方」と漢字で書かれることがある。
 「仕方がない」の”仕方”とはこの文法によるもので、直訳すると「する方法がない」となる。
 なお、「しょうがない」は「仕方がない」のくだけた表現。