北京天津近くの先生、協力しませんか?

 先週天津の方から一人の日本人の先生がこの大学にいらっしゃいました。
 一年生へ特別授業をしてお帰りになったようですが、残念ながら時間が合わず、お会いする機会もありませんでした。

 ただ、学生にとってはとてもいい経験になったのではないかと思っています。

 日本語科の学生であっても、日本人に会う機会は決して多くはありません。
 ましてや1年生は日本語を勉強し始めて2~3ヶ月くらいです。
 私以外の日本人の日本語に触れられる機会は、大学4年間あったとしても思ったより少ないんです。

 そういう意味ですと、付近の大学の先生が協力して、お互いの学生とのコミュニケーションを増やす工夫があってもいい気がしてきました。

 たとえば1学期で1回程度、授業の1コマを預け合うような形式でしょうか。

 私はやってみたいです。
 誰か試験的に賛同してくれる方いらっしゃいませんか?
 もし手ごたえがあれば定期的に継続していきたいと思ってます。

 こちら北京と天津の真ん中、廊坊のとある大学です。
 近くの都市の先生方からの連絡をお待ちしております

普洱茶に挑戦

 昨日スーパーですごく安く売られてたので調子に乗って買いました。
 普洱茶(プーアル茶)と専用のポッドです!

 ポッド中心のスペースに茶葉を入れ、そこにお湯を入れると出来上がり。
 茶葉を入れるところとお湯は空間的に分かれていますので、注ぐ時も茶葉が含まれる心配がありません。
 めちゃくちゃ便利です。

 甘いお茶はとても苦手ですけど、普洱茶って全然甘くないので好きです。
 また、普洱茶にはダイエット作用もあるとかないとか…

 中国に来てから白湯を飲むようになったんですが、これからは白湯よりお茶ですね!

中国人女子留学生殺害事件が再度問題に

 今中国では、2016年11月に日本で発生した中国人留学生殺害事件が再度問題となっています。

 当事者は3名の中国人留学生。
 一人は劉さん、そして劉さんの元彼陳さん。もう一人は劉さんの友人だった江さんです。

 事件前に劉さんとその彼氏は別れ話になりましたが、彼氏が復縁しようと何度も言いより、劉さんはそれを避けている状態でした。
 劉さんは友人であった江さんにかくまってもらっていたのですが、ある時住んでいたマンションまで帰ってきた際に鉢合わせ口論に発展。

 江さんは元彼から守るべく、劉さんを先に部屋に入れました。
 江さんと元彼は部屋の前で大喧嘩となり、結局その元彼氏は劉さんを殺害したのです。

 

 中国で今注目されている点は複数あります。
 一つは中国国外で発生した刑事事件の裁判管轄権についてです。

中国刑法第10条の追訴権に関する記述

 中国では、中国国外で中国国籍を持つ者が犯罪を犯した場合、中国の形法に基づいて刑事責任を負わせることができます。
 既に外国で裁判を受けた場合でも、再度中国の刑法に基づいて刑事責任を追及できますが、外国での刑の執行を受けると、中国での刑の執行が免除または軽減されます。

 ただし「容疑者が中国に帰国すること」が条件となっており、今現在江さんの元交際相手は日本にいるため、この追訴権を行使することはできません。

 日本での裁判を中国で引き継ぐことはできないかという話がありますが、事件後元交際相手は日本で逮捕されましたので「属地主義」の原則が優先的に適用されます。
 従って日本での裁判が優先されるということです。

 

劉さんの事件後の対応

 部屋の外から江さんの悲鳴や物騒な音が聞こえてきたため、すぐ110番しました。
 劉さんは怖くなってドアを開けることができなかったそうです。

 江さんはその命を懸けて、友人である劉さんを守りました。
 しかし劉さんは事件後300日間、被害者となった江さんの家族へ何一つ連絡がなかったそうです。

 また、江さんの母親はシングルマザーでした。
 幼少期の離婚を経て、女手一つで江さんを育ててきた過去があります。
 感情的ではありますが、この境遇に対し同情する意見が多く見られました。

 中国のインターネット上では、劉さんのこの対応に対して多くの批判が書き込まれています。
 この部分は日本も中国も同じと言えますね。

 この話を教えてくれた学生によると、劉さんは既に中国へ帰国しています。
 しかし劉さんを初め、そして彼女の父親も母親も仕事を失ってしまい、外出すらできない状況だそうです。

 

元交際相手の死刑を求めている。

 江さんのお母さんは現在日本で弁護士を雇い、元交際相手陳さんの死刑を求める署名活動を行っています。
 担当弁護士は依頼者の要求に応え、裁判では死刑を求めていくと述べていますが、一方で日本の法律や判例によると長くても懲役20年となる可能性が高いとも述べています。

 中国では劉さんに罪はあるのかという議論も多く交わされています。
 お母さんの気持ちは分かりますが、劉さんには法律上何の罪もないのが実状です。
 ただし人間としてのモラルが欠けていたのかもしれません。

 

学生たちの討論

 この事件を踏まえて、学生達の間ではよく話し合いが行われているようです。

 ➀自分の友人の別れ話にどこまで関与するか。
 ➁関与するとして、どのような方法で仲介するか。
 ➂もし自分が劉さんの立場なら、どのように立ち回るか。

 …

 私と話をした4年生の女の子はこんなことを言っていました。

 私の友人なら関与しないということはないが、もっと柔らかい手段で対応したい。
 供述内容が正しいと仮定すれば、非があるのは間違いなく殺人を犯した陳さんですが、しかしお互いが冷静に対応していればここまで発展することはなかったと思う。

 
 この事件を通して、中国と日本ではこの事件に対する見方が大きく異なると感じました。
 どれだけ悲惨であったとしても感情的になってはいけません。
 ましてや法律に感情論を持ち込むと法的安定性も欠いてしまいます。

 私たちは当事者ではない第三者として、第三者だからこそ客観的に見なければいけないんだと思ってます。