【N4文法】~れる/られる/される(受身/受動態)
説明
接続
五段動詞のない形+れる
一段動詞のない形+られる
する→される
来る→来られる
意味
被…
受到…
解説
受身形とも呼ばれる文法です。
直接受身文の場合、動作の受け手には助詞「は」を使い、動作をさせる側には助詞「に」「から」を使います。文中で助詞「に」が重複して使用されるときはそれを避けるため、動作をさせる側に助詞「から」が使われます。
間接受身文の場合、動作の受け手(主語)には助詞「は」を使い、動作する側には助詞「に」を使います。間接受身文では動作の受け手が動作する側によって何らかの被害を受けることを表します。主語は省略されることがあります。
主語が物や物事になる場合、客観的な事実を述べる表現となります。
例文
(四ツ谷カオル 様)
(1) 私は先生に叱られた。
我被老师批评了。
I was scolded by the teacher.
(2) 遅刻して先生に注意された。
因为迟到被老师提醒了。
I was reprimanded by the teacher for being late.
(3) パソコンの中を誰かに見られると困る。
电脑里的内容被别人看到的话会很麻烦。
I would be troubled if someone looked into my computer.
(4) 部屋に盗聴器が設置されているみたいだ。
房间里好像安装了窃听器。
It seems like a listening device is installed in the room.
(5) 毎日書いている日記を友人に見られた。
朋友看了我每天写的日记。
My diary, which I write in every day, was seen by a friend.
(6) 一晩中赤ちゃんに泣かれて、一睡もできなかった。
孩子哭了一整夜,一觉也没睡成。
I couldn’t sleep at all because the baby kept crying all night.
(7) 運動会は明日行われます。
运动会明天举行。
The sports festival will be held tomorrow.
(8) この建物は有名な建築家によって建てられた。
这个建筑物是由著名的建筑师建造的。
This building was constructed by a famous architect.
備考
ヴォイス系の文法
【N4文法】~れる/られる/できる(可能態)
【N4文法】~れる/られる/される(受身/受動態)
【N4文法】~せる/させる(使役態)
【N4文法】~(さ)せられる(使役受身/使役受動態)
【N3文法】~れる/られる/される(自発態)