平成29年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(5)解説

(5)私は結婚したとき

 従属節内の主語にはガ格を据えるべきですが、「は」になってます。

 1 私がその人に頼んでも ⇒ 私はその人に頼んでも (が → は)
 2 私がイケメンだったら ⇒ 私はイケメンだったら (が → は)
 3 私が宿題を忘れると ⇒ 私は宿題を忘れると (が → は)
 4 私は頭が痛いんですから ⇒ 私は頭が痛いので

 選択肢4は理由を表す「から」と「ので」の混同だと思います。
 「から」は話者の主観的な主張を表すため、このような場面で用いると言い訳じみた感じを与えてしまいます。「ので」は客観的な判断によって理由を述べるので話者の主張は弱めに表せます。自己の正当性を強く訴えかける必要がない場合は通常「ので」を用いたほうがいいです。

 したがって答えは4です。

 





2020年9月17日平成29年度, 日本語教育能力検定試験 解説