日本語コーナーという悩みの種

日本語教師のお仕事

 先週から金曜日の午後に日本語コーナーというものを行うことになりました。私が中心となり、参加したい学生が集まって、みんなで何かをするというものです。具体的な内容に関しては全て私に丸投げで、逆に言えば何をしてもいいというわけです。

 前任の先生は初めはやっていたようなのですが、途中からやらなくなったと聞きました。その理由が分かる気がします。というのも、学生からの要望で「授業っぽいのは嫌だから、遊びたい」と言われています。一方で「学生にたくさん日本語を使わせてください」という上からの要望もあり、私は今板ばさみになっているのです。

 しかしいつまでも困っているわけにはいきません。まずは学生達の反応を見ないことには何も分からない。というわけで今週は「折鶴」を紹介しました。ついでに千羽鶴も紹介をして、鶴の折り方を教えたわけです。反応はまずまず。パワーポイントで説明しつつ、みんなが正しく折れているか確認して進むのですが、一部向きを逆にしたことで完成できなくなった人もいて、予定していた1時間半はあっという間に過ぎたように思います。

 途中、2人の学生が突然私を呼び「これはお父さん、これはお母さん、弟と妹です。」と、作った鶴を指差しながら説明してきました。区別する手段は大きさでしょうか。机に並べて写真を撮っていたのです。挙句の果てには鶴に目をつけたりしていたのを見て、狂気を感じましたね・・・。まあいつも特別な空気感がある人たちなので、彼女達が楽しめたのならいいとしましょう。

 さて、日本語コーナーというのは来週もあります。最後に学生に「日本語コーナーで何をしたい?」と聞いたら、「日本語のゲームがしたい!」との一点張り。具体的な案は全く出してくれなくて、結局私が考えることになりそうです・・・。

 日本語コーナーの終わり、困っている私を心配したのか、一人の学生が「他の日本語の先生に聞いたりするのはどうですか?」とアドバイスをしてくれました。どうして気づかなかったんだろうと、自分の視野の狭さにがっかりしたと同時に、私に日本語教師の知り合いは一人もいないという致命的な問題に気づかされ、現在お手上げ状態です。

 この記事を見てくださった日本語教師の方がいれば、何かいい案ください・・・。





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