成績下位からの脱出を試みる
先ほど2年生のスピーチコンテストが終わりました。結果はやはり順当で、成績が高い人が上位に集まります。
一方下位の学生は前回に引き続き下位に甘んじています。実際に優秀者のスピーチを目の当たりにすることで自分との差がよく分かるはずです。
通常こういう時は下位に配慮する場合もありますが、点数や順位など何一つ隠すことなく成績を開示しました。
これを見た2年生たちは自分の実力をどう思うかですね。
スピーチコンテストが終わった直後、ある学生からこんな連絡が来ました。
この学生は今回29人中26位、前回は最下位だった学生です。
こういう質問を待っていました。授業の終わりに私の方から一方的にここが悪いよって言っても聞いているようで実は聞いていません。
でも彼女は改善しようと努力をしているようです。それがスピーチの内容にも表れていました。
こんなことを言えば傷つくかなと一瞬躊躇いましたが、ストレートに「まず発音が全然ダメです。」と言いました。
表現力や独創性なども重要ではあるものの、まずは自分の言いたいことをちゃんと伝えることが最優先です。
その為には発音は基本中の基本。単語一つひとつの発音から練習し直すのが今必要なことです。
こうやって反省してくれる学生が一人でもいると、スピーチコンテストをやってみて良かったですね。
彼女の今後を見守りたいと思います。