丁寧語とは?
丁寧語
丁寧語は話や文章の相手に対して丁寧に述べるものです。
です、ます、(で)ございます
「今日は9日だ」と「今日は9日です」、「6時に起きる」と「6時に起きます」はそれぞれ同じ内容ですが、「です」「ます」を文末に付け加えることで、話や文章の相手に対して丁寧さを添えて述べることになります。このように「です」「ます」は<相手>に対する敬語として働き、この種の敬語を丁寧語と言います。これよりも丁寧さの度合いが高い敬語として「(で)ございます」があります。
形容詞に「ございます」をつける場合は次の通り。なお「~eい」の形容詞はありません。
「~aい」の場合 : たかい → たこうございます
「~iい」の場合 : おいしい → おいしゅうございます
「~uい」の場合 : かるい → かるうございます
「~oい」の場合 : おもい → おもうございます
謙譲語Ⅱも話や文章の相手に対する敬語として働くので、丁寧語と近い面を持っています。謙譲語Ⅱと丁寧語の違いは… 謙譲語Ⅱは基本的には「自分側」のことを述べる場合に使い、特に「相手側」や「立てるべき人物」の行為については使えないのに対し、丁寧語は「自分側」のことに限らず、広く様々な内容を述べるのに使えます。謙譲語Ⅱは丁寧語「です」「ます」よりも改まった表現と言えます。丁寧語のうち「(で)ございます」は謙譲語Ⅱと同程度に丁重な表現として使えます。
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