平成14年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(4)解説

(4)ピッチの違いで知的意味を弁別

 1 ベトナムの首都はハノイなのでおそらくベトナム語共通語のこと。ベトナム語はアクセント記号が書かれるので高低アクセントなのかなと思ってました。調べたら6つの声調を使い分ける声調言語だそうです。

 2 無アクセント言語だと思われます

 3 中国語標準語のこと。4つの声調を使い分ける声調言語です。

 4 鹿児島方言は知りませんが… 高低アクセントなんでしょうたぶん。

 5 鹿児島方言は知りませんが… 高低アクセントなんでしょうたぶん。

 ここでいうピッチとは高低(あるいは声調)のことです。方言ばっかり並んでるのがあまりに意地悪で日本語教師の範疇じゃないと思いますが。
 朝鮮語ソウル方言というのがいわゆる韓国語の標準語にあたると思う(たぶん)んですが… 韓国語と言えば無アクセント言語。アクセントが意味の弁別に影響しない言語です。というわけで答えは2です。




平成14年度, 日本語教育能力検定試験