【質問】日本人はどうして「すみません」をたくさん使いますか?
質問

質問者さん(中国)

管理人
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(1) すみません。 (誰かを呼び止める場面で)
(2) 申し訳ありませんが、これ見てもらえますか。 (依頼の場面で)
(3) すみません。ありがとうございます。 (手伝ってもらった場面で)
道を尋ねるために通りすがりの人を呼び止めるときに言う「すみません」、相手に何か依頼する場面で現れる「すみません」、何か手伝ってもらって感謝をする場面で言う「すみません」。確かに日本語の多くの場面で謝罪の言葉が出てきそう。
これらの場面で日本語母語話者がまず意識することは「相手に迷惑をかけた」ということです。自分のために時間を割いてくれたことで相手は時間を失いました。その点について迷惑をかけているので「すみません」が使われます。手伝ってもらった場面であっても、手伝ってもらったことに感謝する「ありがとう」に迷惑をかけたことを詫びる「すみません」が先行することもあるくらいです。これは日本語母語話者の意識であって、別の言語ではそうとは限りません。
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