【練習問題】(848)隠喩

隠喩の例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 ごう音を立てて鉄砲水が押し寄せてきた。
 2 大地の怒りというべきか、そんな自然災害が増えている。
 3 今日、2022年の台風11号のたまごが発生しました。
 4 被災地の声を十分に拾い上げられずにいる。

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 

解説

シミリー
直喩
「~みたいな」「~のような」「~の如く」等を使って直接別のものに喩える比喩の一種。 わたあめみたいな雲が浮かんでいる
メタファー
隠喩
物事のある側面から連想した類似性に基づく具体的なイメージを用いて、抽象的な物事を表す比喩の一種。 頭が真っ白になる
メトニミー
換喩
様々な概念の隣接性に基づいて物事を表す比喩の一種。換喩には入れ物で中身を示すものや、結果で原因を表すものなどの様々なパターンがある。 パトカーに捕まった
シネクドキー
提喩
上位概念を下位概念で、また下位概念を上位概念で言い換える比喩の一種。 花見に行く

 1 川の水が増水によって堰を切ったように激しく流れる様子を「鉄砲」に喩えた隠喩
 2 大地を人に喩えた隠喩(擬人法)
 3 発生したばかりの状態と生まれたばかりの状態に類似性を見い出した「たまご」は隠喩です
 4 「被災地」で「被災地の人」を指す換喩

 したがって答えは4です。

 参考:【語彙】第37課 隠喩




2022年9月20日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題