【質問】時代劇で目上が目下に「もう一度申してみよ」というのは文法的に正しい?

質問

質問者さん
(日本)

「鎌倉殿の13人」で父親が息子に「もう一度申してみよ」と言ってました。
謙譲語「申す」を相手に使うのは文法的に間違いではないですか?

管理人

謙譲語を相手に使って相手を低めたり、尊敬語を自分に使ったりして話し手を高める尊大語です。現代ではもうほとんど使わない敬語の使い方だから違和感があったんだろうと思います。時代劇とかでは殿様が目下の人に対して使ったりしてます。

詳細

 目上の人が目下の人に「もう一度申してみよ」というのは尊大語です。目上の人が目下の人に謙譲語を使うことで相手を低めて自分を尊大に見せたり、自分に尊敬語を使うことで自分を尊大に見せます。現代の尊敬語は相手に使うもので謙譲語は自分に使うものなので、これとはちょうど逆の使い方。時代劇の殿様が使ったり、ゲームやアニメなどの悪役が使ったりする形で現代では見られます。

 (1) 名を申せ。   (「言う」の謙譲語「申す」を相手に使う)
 (2) 俺が一番だ。 (尊敬語「様」を自分に使う)




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