「真面目」と「生真面目」の違いは何?
疑問

質問者さん(中国)

管理人
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「真面目」は本気である、真剣である、誠実である等といった良い意味で用います。調べてみた用例の多くは良い意味で用いていました。ただし、例文(4)(5)のように少し負の意味を持った使い方も見られ、このとき冗談などを言わないから付き合っていて面白くない、つまらないといった意味が現れます。
(1)素直でまっすぐで真面目で自然体で、包容力のある人が好き。
(2) 真面目に生きてきてよかった。
(3) 真面目に勉強します。
(4) 真面目な人や悩みがある人ほど騙されやすい。
(5) 真面目な人ってからかい甲斐があって面白いよね。
「生真面目」は真面目の度が過ぎていて融通がきかないといった悪い意味で用いられるのが多かったです。しかしながらこちらも良い意味として用いる例(9)(10)なども少しばかりあって、必ず悪い意味を持っているとは限りません。
(6) 生真面目な性格で堅物だ。
(7) その生真面目な心が他人も自分も傷つける。
(8) ごめんなさいね、このひと生真面目なとこあって。
(9) 生真面目なところが好き。
(10) 彼女の律儀さと生真面目さは見習わないと。
でもまあ、基本的には「真面目」は良い意味、「生真面目」は悪い意味として用いやすいですね。
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