【練習問題】(837)テ形の導入

文章中の  (ア)  (イ)  に入れるのに最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 学習者に動詞のテ形を導入する際、  (ア)  のテ形は複雑な活用をするため、教師は  (イ)  を比較して音便化の過程を明示する必要がある。

(ア) (イ)
一段動詞 辞書形とテ形
一段動詞 現代のテ形と古形のテ形
五段動詞 辞書形とテ形
五段動詞 現代のテ形と古形のテ形

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解説

 一段動詞は語尾の「る」を「て」にすればテ形になるので全然複雑じゃないです。
 五段動詞は語尾の音が何なのかによって複雑です。「る」だったら「いて」、「ぬ」だったら「んで」のような。

 なので辞書形とテ形を比較して、辞書形の末尾がどうだったらテ形はどうなるといった変化を教える必要があります。

 書く : 書いて
 置く : 置いて
 敷く : 敷いて

 → 「く」で終わるなら「いて」になる!

 ちなみに古形とは「書きて」「死にて」などです。昔はこのように言われてましたが音便化して言いやすくなり、現代のような「書いて」「死んで」となりました。学習者に古形まで提示する必要はありません。

 したがって答えは3です。




2022年9月20日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題