【N1文法】~だに

説明

接続

 動辞形+だに
 

意味

 就连…
 ~するだけで
 

解説

 「~するだけで」と同じ意味です。
 「思う」「考える」「想像する」「思い出す」などの語につきやすく、話者の負の感情を表すときに用います。
 

例文

 (1) 考えるだに恐ろしい事態だ。
     (哪怕想想都觉得恐怖。)
 (2) 坂本龍馬が当時何を思って生きていたのか、それを思うだに私も胸が熱くなる。
     (坂本龙马当时是抱着什么想法活着的,一想到这些,我就心情激动。)
 (3) 洪水で浸水した1階を綺麗にするなんて、考えるだに気が狂いそうだ。
 (4) 生意気な後輩のことはいまだに思い出すだに腹が立つ。
 (5) 政府の対応をニュースで聞くだにイライラさせられる。
 (6) 激辛の真っ赤なスープを見るだに、辛さに弱い私は死を感じる。
 (7) これから2週間ホテルで隔離生活… 想像するだに気が滅入る。
 (8) 大海原で一人浮んでいる様子は想像するだに身の毛のよだつ。
 (9) 数分遅れていたら私も事故にあっていた。そう思うだに怖くなる。
 (10) あの時の失敗を思うだに赤面してしまう。

 

備考

「だに」シリーズ 意味
【N1文法】~だに ~するだけで
【N1文法】~だにしない ~さえしない

 




2021年8月3日N1文法, 日本語の文法