【練習問題】(833)橋渡し推論
推論の一種である「橋渡し推論」の例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 「1か月ぶりに浴槽を掃除をした」と聞いて、浴槽は汚かったのだろうと推論する。
2 「太ももを2~3針縫った」と聞いて、太ももを大怪我をしたのだろうと推論する。
3 「新曲が待ち遠しい」と聞いて、その新曲の歌い手が好きなのだろうと推論する。
4 「窓の近くに立っている」と聞いて、部屋に差し込む日光を浴びているのだろうと推論する。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
解説
文章中に明示されていない情報を予想することを推論といいます。推論は2つに分けられます。
橋渡し推論 | 直接表現されていないことを、文脈や既有知識によって理解するタイプの推論。正しく推論できなければ理解に大きな支障が生じます。 |
---|---|
精緻化推論 | 文章から読み取った事柄をもとに具体的なイメージを膨らませること。実際想像したイメージは人によって異なります。橋渡し推論とは異なり、精緻化推論はできなくても理解には影響しません。 |
1 橋渡し推論 当たり前の推論
2 橋渡し推論 当たり前の推論
3 橋渡し推論 当たり前の推論
4 精緻化推論 人によって違う内容を推論する
したがって答えは4です。
参考:【記憶】第19課 橋渡し推論
参考:【記憶】第20課 精緻化推論