【N2文法】~を踏まえ/を踏まえて/を踏まえた

説明

接続

 名詞+を踏まえ(て)
 名詞+を踏まえた+名詞
 

意味

 根据…
 依据…
 在…基础上
 立足于…
 考虑到…
 

解説

 現状や実情、反省、結果、状況などといった名詞をとり、それらを根拠や前提、判断材料として何か物事を行うことを述べる文型です。
 

例文

 (1) 先学期の反省を踏まえて、今学期はやり方を変えてみる。
     (根据上学期反省的内容,想要试着改变一下这学期的做法。)
 (2) 自分で調べてみた結果を踏まえ、レポートをまとめる。
     (根据自己调查的结果总结一篇报告。)
 (3) 中国で生活した経験を踏まえて、今後の人生に反映させたい。
     (想把在中国生活过的经验应用到今后的人生中去。)
 (4) 市場規模、動向などを踏まえ、様々な角度から検討し総合的に判断する。
     (根据市场规模、动向等,从各种角度进行讨论综合判断。)
 (5) センシティブなテーマですが、賛成反対それぞれの立場を踏まえて議論していきたいです。
     (这是一个敏感的主题,我们会站在赞成和反对的各种立场上进行讨论。)
 (6) 今回は前回の講義の内容を踏まえ、グループに分かれてグループワークを行います。
     (这次根据上次讲课的内容,分成小组,以小组形式进行。)
 (7) 皆さまから頂いたご意見を踏まえ、今後に生かしてまいります。
     (根据各位的建议,今后会好好利用的。)
 (8) アンケートの結果を踏まえ、改善に努めていきます。
     (根据调查结果努力改善。)

 

備考

参照系の文法 意味
【N1文法】~に照らして/に照らし/に照らした 憲法、法律、制度、規則、ルールなどの基準
【N1文法】~に即して/に即し/に即した 事実や現実などの基準
【N1文法】~に則って/に則り/に則った 習慣、慣例、常識などの伝統的な概念
【N1文法】~に準じて/に準じ/に準じた 他の物事を倣ったり、程度が同等であること
【N1文法】~に鑑みて/を鑑みて(かんがみて) 状況、先例、規範などから考えて、何らかの対策や判断を下す
【N2文法】~を踏まえ/を踏まえて/を踏まえた 現状や実情、反省、結果、状況を判断材料にする
【N2文法】~に従って/に従い 指示や規則を遵守/前件と後件が同時変化

 

 




2021年4月7日N2文法, 日本語の文法