【質問】「親にもらう」と「親からもらう」は何が違う?
質問

質問者さん(中国)

管理人
同じものだと覚えておいてください。
詳細
「もらう」とか「受ける」とか「教わる」とか「褒められる」とか「殴られる」とか… こういった受身的動作が述語にくるとき、その動作を受ける人は「が」で表し、その受身的動作の相手(動作を行う主体)は「に」で表します。
(1) 私が 先生に 褒められた。
(2) 私が 先生に 理論を 教わった。
(3) 私が 親に 車を もらった。
「親にもらった」の「に」はこの受身的動作の相手を表すものです。
受身的動作は[その動作をする人]と[その動作を受ける人]が存在して、そこには動作の方向性が存在します。「私が先生に褒められた」なら「先生→私」という方向性です。この方向性をより強調したい場合は「から」に置き換えることができます。
(4) 私が 先生から 褒められた。
(5) 私が 先生から 理論を 教わった。
(6) 私が 親から 車を もらった。
相手を強調したいなら「に」、方向性を強調したいなら「から」を使うというのが使い分けですが、まあそんな細かいことは気にしなくても…。同じものだと思えばいいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません