【質問】「暖かい」と「温かい」の違いは何ですか?
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質問者さん(中国)

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気候や気温など、気体による心地よさを全身的に感じるようなときは「暖」、固体や液体などの物の触感や気体による部分的な体感には「温」を使うのが一般的。これは動詞の「あたたまる」「あたためる」も同じです。
以下は【暖】の用例。
(1) 今日は暖かい。
(2) 先輩の手は暖かかった。
(3) 部屋を暖房で暖める。
(4) 体温で暖まったお布団は天国。
以下は【温】の用例。
(5) 温かいお茶が飲みたい。
(6) シャワーが温かい。
(7) 弁当を温める。
(8) ストーブで手が温まった。
もともと「あたたかい」はナ形容詞「あたたか」がイ形容詞化した語で、それに「~まる」や「~める」をつけて動詞化された語が「あたたまる」「あたためる」です。これらはそれぞれ話し言葉においてくだけた言い方で言われることがあります。
あたたかい → あったかい (口語形)
あたたまる → あったまる (口語形)
あたためる → あっためる (口語形)
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