【練習問題】(800)被修飾名詞と関係節の格関係

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
 
【被修飾名詞と関係節の格関係】
 1 設置したガードレール
 2 置いておいた壺
 3 氾濫した河川
 4 入手した報告書
 5 打ち込んだ釘

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解説

 「昨日作ったカレー」は「カレーを昨日作った」と言い換えられるので内の関係。
 名詞修飾節内の述語(作った)と被修飾名詞(カレー)の間に格関係があるものを内の関係と呼んでいます。そして内の関係における名詞修飾節を特に「関係節」と呼びます。

 被修飾名詞と関係節(名詞修飾節)の間の格関係を見るということはつまり「内の関係」について聞いているだけです。 こういう言い方をすると意味が分からず思考停止する人がいるかもしれません。

 1 ガードレールを設置した → 関係節と被修飾名詞の間にはヲ格の関係 → 内の関係
 2 壺を置いておいた    → 関係節と被修飾名詞の間にはヲ格の関係 → 内の関係
 3 河川が氾濫した     → 関係節と被修飾名詞の間にはガ格の関係 → 内の関係
 4 報告書を入手した    → 関係節と被修飾名詞の間にはヲ格の関係 → 内の関係
 5 釘を打ち込んだ     → 関係節と被修飾名詞の間にはヲ格の関係 → 内の関係

 全て内の関係ですが、選択肢3だけガ格でつながる関係が見られます。
 したがって答えは3です。

 参考:【複文】第15課 内の関係と外の関係




2022年9月20日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題