【練習問題】(784)帰納的な文法指導

帰納的な文法指導の例として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 教師が示した多くの例から学習者自身が規則を見出す。
 2 明示的に文法説明を求める学習者には向いていない。
 3 教師は事前に学習者に示す例文の質を確認しなければならない。
 4 演繹的な文法指導に比べて短時間で多くの文法を扱える。

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解説

 帰納法による指導は、まずたくさんの例文を示して、その例文から学習者自身に規則を発見させるような授業です。

 1 帰納法の記述
 2 帰納法は文法規則を暗示的に示します。明示的な文法説明を求める学習者には演繹法がいい。
 3 帰納法ではたくさんの例文を示しますが、その時の学習者のレベルとか、気づきやすさとかを調整するためにあらかじめ例文の質を確認しといたほうがいいです。
 4 帰納法は学習者に気づかせる方法を取るので時間がかかり気味。演繹法は教師が明示的に説明しますから時短できます。

 したがって答えは4です。

 参考:【記憶】第17課 演繹法と帰納法




2022年9月20日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題