【質問】「ケーキの切れない非行少年たち」はなぜ「の」なんですか?

質問

質問者さん
(中国)

「ケーキ切れない非行少年たち」はなぜ「の」なんですか?
「ケーキ切れない非行少年たち」じゃないんですか?

管理人

どっちも正しいです!
名詞修飾節内の述語の主体や対象を表す「が」は「の」に置き換わることがあります。これはその例です。

詳細

 名詞修飾節とか述語とか言うと混乱する人がいますので… 一つずつ説明していきます。まず次の文を見てみましょう。

 (1) ケーキが切れない非行少年たち
        名詞修飾節  被修飾名詞

 この文は「ケーキが切れない」と「非行少年たち」からできています。どんな非行少年たちですか? ということを説明するために、その前に「ケーキが切れない」という説明文をつけています。それぞれ名詞修飾節と被修飾名詞と呼ばれています。

 このうち、名詞修飾節に着目してみましょう。

 (2) ケーキ切れない
       対象  述語

 この文の述語は「切れない」で、その対象が「ケーキ」です。対象はこの場合「が」で示すので、二つの間には格助詞「が」があります。
 ここまで来ると、名詞修飾節内の述語の主体や対象を表す「が」は「の」に置き換わることがある、という意味が分かるはずです!

 (3) ケーキ切れない非行少年たち
 (4) 赤ちゃん泣く声が聞こえる
 (5) クーラー必要な季節になりました。

 こういう構造の「が」は「の」に置き換えられるんです!







2022年7月27日みんなの質問アーカイブ, 日本語教育能力検定試験に関する質問