【練習問題】(744)動詞連用形の名詞化

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
 
【動詞連用形の名詞化】
 1 流れる
 2 支える
 3 寝る
 4 驚く
 5 争う

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解説

 動詞の連用形とは「~ます」の形をとる部分のこと。
 「食べる」なら「食べ」が連用形です。日本語教育ではマス形と呼ばれます。

 動詞は連用形にすると名詞になる場合があります。

 1 (マス形)流れ → 流れが悪い。    (名詞化)
 2 (マス形)支え → 両親の支えがある。 (名詞化)
 3 (マス形)寝  → -
 4 (マス形)驚き → 驚きを隠せない。  (名詞化)
 5 (マス形)争い → 争いが絶えない   (名詞化)

 選択肢3は「寝」がマス形にあたりますが、名詞としての使い方がありません。「今日は寝が悪かった」みたいな言い方ができないということです。
 それ以外は名詞として使うことができ、その証拠に格助詞を後接することができます。格助詞が接続できるのは名詞に限りますから、マス形は名詞化されていると考えられます。

 したがって答えは3です。




2022年9月20日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題