令和3年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題17解説

令和3年度, 日本語教育能力検定試験 解説

 キーワードとしては反転授業。
 反転授業とは、学習者は教室外で予習を行い、教室での授業ではその予習で得た知識を応用して問題を解くような授業のことです。教師は全体的な導入を行わずに、困っている学習者の手助けを個別に指導する形式をとります。従来型の授業では教師が主体となって導入から応用問題までを行いますが、反転授業では教師は学習者のサポートが中心です。

 これを使って、更に動画も使って、しかも60分の授業で、しかも上級文法で!
 条件多すぎんのよ。
 これを試験中限られた時間で考えろっていうのはよほど経験がない限りなかなかできることじゃないと思います。

 今年も私が書いた一字一句同じものを挙げておきます。
 恥ずかしいんですが…

 上級では「をよそに」と「をもろともせず」、「を顧みず」等の意味が近い文法が揃っている。「を皮切りに」も中級で扱う「をきっかけに」と近く、それまで扱った項目と混乱する学習者もいる。その細かな違いを利用して教員らが動画を作成し、授業前に学習者に見せる。動画はほんの10秒程度のものを4から7ほど用意する。文法項目を使用する場面を切り取り、このような場面ではどのような文法・文型を使うべきか、クイズ形式で出題する。教員が動画内で文法項目を扱う一言だけピー音にして学習者に考えさせるイメージである。授業前に答えとその用法を考え調べてくるよう指示し、学習者自身にも答えをはこめこんだ動画を作成させる。その際グループを作っておき互いに協力できる体制を作る。授業では作成した動画をクラスで上映し、答え合わせを行う。教員からはより難度の高い問題も提示し、更に運用力も養う。上級文法特有の狭い使用範囲と細かなニュアンスは、この活動で効果的に身に付けられると考える。

 まあままあ….
 「その活動が上級文法クラスにおいて効果的と考えられる理由」は一応一言だけ書きました。動画を授業前に見せて、考えさせ調べさせるという反転授業の特徴もあります。本授業ではそれより難度の高い問題も提示するので、応用練習もできます。

 盛りに盛った授業で、実際できるかって言われると骨が折れますね。60分のボリュームがあるかどうかもあとは教案次第だし、この授業を何回もできるほどのストックが作れるかどうかも微妙。実現はともかく構想は自由だと思ってやれもしないことを書きなぐりました。今までの記述式の模範解答だってやれもしないこと言ってたりしてたし多少は。

 皆さん内容も教えてください。





令和3年度, 日本語教育能力検定試験 解説