【練習問題】(646)否定形になりにくい形式

否定形になりにくいものとして最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 可能表現
 2 自発表現
 3 授受表現
 4 尊敬表現

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解説

 1 食べられない (可能形の否定)
 2 -
 3 あげない (授受表現の否定)
 4 いらっしゃらない (尊敬表現の否定)

 感情や感覚類が自分の意志とは関係なく内側から沸き起こってくることを表すものを自発と言います。例えば「思い出される」「感じられる」「思われる」のようなもので、普通は「れる」「られる」をつけます。

 自発動詞は自分の意志とは関係なく感情や感覚が自然に湧き出てくることを表すので、それが湧き出てこないということを述べることに何の意味もありません。だから否定形は普通存在しません。

 (1) 〇 3月11日になると、あの日のことが思い出される。
 (2) ✕ 3月11日になると、あの日のことが思い出されない。

 したがって答えは2です。

 




2022年7月1日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題