【練習問題】(411)高コンテクスト文化

低コンテクスト文化と比較したときの高コンテクスト文化の特徴として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 直接的な表現を避け、曖昧に伝える傾向がある。
 2 非言語情報は言葉の意味に影響を与える傾向がある。
 3 言葉そのものが言葉の意味を決める傾向がある。
 4 人々の共通認識により伝えたいことが言葉にしなくても伝わる傾向がある。

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解説

高コンテクスト文化 実際の言葉によりもその裏にある意味を察する文化のこと。重要な情報でも言葉に表わさず裏に隠して、相手に汲み取らせたり曖昧な言葉を使って表現する。世間一般の共通認識に基づいて判断したり、感情的に意思決定がなされる文化であり、いわゆる「空気を読む」ことが求められる。実際に発話された言葉は、会話の参与者の関係性、表情、状況、それまでの文脈などから判断して意味内容が変わり、特に日本はこの傾向がとても強い。
低コンテクスト文化 高コンテクスト文化とは逆に伝えたいことは全て言葉で説明する文化のこと。言葉以外や雰囲気で気持ちや情報を伝えることはせず、全て自らが発した言葉で表現する。この傾向が強いのはドイツ語圏とされており、またアメリカやカナダなどの歴史的に移民で成り立っている国にも多いとされてる。移民が多い国ではさまざまな考え方を持つ人々が集まっているため、文化ごとに異なる気持ちを汲み取るのではなく、分かりやすい言葉で伝えることが重視される。

 1 高コンテクスト文化の特徴
 2 高コンテクスト文化の特徴
 3 低コンテクスト文化の特徴
 4 高コンテクスト文化の特徴

 したがって答えは3です。




2022年7月1日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題